ここらで、ブレイクタイム・・・

ってか、楓とヒカルの近い未来に起こるエピソード?(結婚じゃないよ)が
あるんですが、そこまで持っていくのに、今どうしようかと考えてます。

なので、ここらで、過去の話。
親子2代のプロポーズ。

峰君と清良さんのお話は
優也君の曲そのままに作りました(笑)
パクりですm(__)m

風雅君と聖良ちゃんは、ちょっとコミカルに・・・
GReeeeNの曲に乗せて・・・(笑)


短いので、すぐ終わります






☆☆☆

<SEE YOU> By YUYA


~龍太郎と清良~



「なぁ清良・・・・」

「・・・」

「俺の事はいいから、行けよ」

「べっ別に・・・龍の事なんて・・・」

顔を背けた清良を、龍太郎は後ろから抱きしめる。

「くっ・・・」

「結婚しよう」

「え?」

「そうすれば・・・そりゃあちょっとは寂しいけど・・・
俺は大丈夫だから・・・・
それにお前の夢は、俺の夢なんだから・・・・
俺にも夢を叶えさせてくれよ・・・・」

「龍・・・・」

清良の目からは、涙がこぼれ落ちる。

「でも、何かあったら、絶対言えよ、ドイツでもウィーンでも
どこにでも飛んでってやるから・・・・」

「プッ・・・どこでもって・・・」

「ようやく笑ったな・・・」


龍太郎は、清良の両頬に手を添え、そっとキスをした。
清良は、龍太郎の首に腕を回し耳元で囁いた。


「ありがとう・・・・」





「フタリ」 By GReeeeN



~風雅と聖良~


風雅の心臓は、今にも破裂しそうだった。

風雅の目の前には、美味しそうにケーキを頬張っている聖良。

ケーキを目の前にして、黙ったまま動かない風雅を見て
聖良は不思議そうに

「風雅?食べないの?」

「え?あっ食べる、食べるよ」

ガチャン


風雅は慌てて、フォークを掴もうとして落としてしまう。


「もう、何やってるのよ」


聖良が、席を立ち、風雅の傍でしゃがみ込む。
フォークを拾って、キッチンの方に行こうとしたとき
ふいに風雅が聖良の腕をつかんだ。


「えっ?何?」

「聖良」

風雅は、すぐに腕を放し、その場に膝をつき
小さな箱を差し出し、ふたを開け
震える声で

「ボクト、ケッコンシテクダサイ」


一生懸命、覚えたての日本語で言った。


「え?」


一瞬、状況が呑み込めない聖良だったが
次の瞬間、顔が真っ赤になり両手で自分の顔を抑えた。

「じゃぁ?」

「ウン、リュウサンカラ、オユルシガデタ※」

「本当に?」


もう一度、風雅は大きく頷いた。

聖良は、その場に立ち尽くし、ボロボロ涙をこぼした。


「?セイラ?ナンデナクノ?ケッコンイヤデスカ?」

風雅は、聖良の涙を見て、オロオロする。

聖良は、涙を拭きながら

「いやなわけないじゃない!これは、うれし涙」

「ジャァ?ボクト、ケッコンシテクレマスカ?」

聖良は、少し間を置き

「はい!」

聖良は、とびっきりの笑顔で、風雅に抱き着いた。

「おっと」

風雅は、そんな聖良を、しっかりと受け止め
優しく抱きしめた。

聖良は、風雅の耳元で囁いた。

「よろしくおねがいします」


(風雅のカタカナ表記は日本語
それ以外と聖良はフランス語だと思ってください)

※68~70話参考









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