いよいよ、風雅の初の指揮者コンクール


しかも、あのプラティニ国際コンクール
(内容は、原作当時のままで行きました)

そして、父であるジャンの弟子
(アラン・シャントゥール)も出場。

なんですが・・・・。


☆☆☆



~原作より抜粋~

「プラティニ国際指揮者コンクール」


フランスの名指揮者
プラティニを記念し
1960年より4年に1度
開催されている
国際コンクール


期間は10日間
演奏はウィルトール交響楽団


課題曲も多く
年齢制限30歳以下の
若手の為のコンクールとしては
過酷で難易度が高い事で知られる
優勝者には高額の賞金と
ウィルトール交響楽団との
2回の演奏会
そして1年にわたっての
マネージメント・プロモーション契約が
得られる。

ビデオによる予備審査に
通過した18名により
1次審査が行われる。

1次は、くじ引きで
序曲と交響曲の課題曲の中から
それぞれ1曲づつ選ぶ。

2次は、一般公開になり
課題は「初見演奏」「間違い探し」






二人とも、2次まで無事通過。


そして、3次予選。

持ち時間60分。課題は2曲(くじ選曲)















真一に、ジャン、ゆう子に、のだめが
風雅とアランの3次予選後
結果待ちをしながら、話をしている。


「チアキ、正直言って、どうなのよ、風雅は?」


ゆう子が、真一に詰め寄る。


「まぁゆう子、落ち着いて」


ジャンがなだめる。


「ジャンは、どう思う?」


逆に真一が、ジャンに聞き返す。


「ん~~~微妙だな・・・アランもだけど・・・」

「やっぱりそう思うか・・・?」

「どうゆうことなんですか?」


のだめが、キョトンとしながら、二人に聞く。


「まぁ俺が言うのもなんだが、風雅は実力的には
問題ないと思うんだ・・・・」

「アランもね・・・」


ジャンが続く。


「じゃぁ何が、問題なのよ!」


ゆう子が再び、真一に詰め寄る。


「まぁまぁ」


今度は、のだめがなだめる。


「真一君、どうなんですか?」

「ん~実力的には、問題ないんだが・・・
どう言っていいか難しいんだけど
気持ち的な問題?」

「気持ち的?」

「っていうか、コンクールに
対しての、意気込み?」

「アランもか?」

「ん~・・・・なんか自分の時と比べては
いけないんだろうけど・・・
何かが、足りない?」

「そう、そうなんだよ・・・・
でも、何が足りないのか
イマイチ、わからないんだ・・・・」


二人とも、腕を組んだまま、黙ってしまう。

そこへ、のだめが、あっけらかんと

「そういえば・・・あの二人には
なんだか、怖さは感じませんよね?」

「怖さ?」

「ん~のだめの、勝手な見方かも
しれないんですけど
千秋センパ、真一君とジャンの時は
もっと緊張感?って言うんですか?
特に真一君は、当時いろいろあっての
初めての指揮者コンクールでしたから・・・
近寄るのも
ちょっとびびっちゃう?位、
怖かったですけど・・」

「の割には、人の傷口に塩塗るような事
平気で言ってなかったっけ?」


真一は、当時を思い出し
ちょっと苦笑い。


「そうでしたっけ?」


のだめは、舌をだし、とぼける。

ゆう子も

「まぁたしかに、ジャンは、あの時
前のコンクールで
優勝した経験もあったから
最初は余裕だったけど?

千秋の出現で、後半は
いつになくピリピリしてたわよね?」

「・・・まあね・・・」

「それがないって事?」

「のだめは、そんな気がします。」

「ふ~ん」

二人の師匠は
さらに頭を抱えてしまう・・・。


「あっそろそろ出るんじゃない?」


そんな二人を、よそに、ゆう子たちは
3次の予選結果を見に行ってしまう。







~Admis au tour final~


Alain・Chanteur

Fuga・Dnnadieu

Ymato・Asakura









「風雅、アラン、ファイナル出場おめでとう」

「ありがとう」


二人は、照れながらも、しっかり礼を言う。

ゆう子が、意地悪そうに


「二人の一騎打ちかと思ったら
意外なダークホース出現ね」


「たしかにあの日本人の子、鬼気迫ってて
のだめちょっと怖かったです」

「あの佐藤太一さんの弟子らしい・・・」


真一が、ふとそんなことを言う。


「サトウタイチって、あの片腕の?」

「うん」

「そりゃ強敵だね」


ジャンも、困ったように答える。

※「49.ヒカルの覚悟」参照


風雅とアランは
あっけらかんと笑いながら


「たしかに、楽屋でも
近寄りがたい空気出してて
話もしたことないな~」

「うん、たしかに」


ゆう子は、二人の反応に
さっきののだめの話を思い出し

「ちょっと二人とも
何余裕ぶってんの?
油断大敵よ!!」

「わかってるよ」

「oui」


真一とジャンは
4人と離れた所に移動する。


「朝倉 ヤマトね・・・」

「まぁ万人受けは
しない感じだけど・・・」

「たしかに・・・
でも、なんかイヤな予感が
するんだよな・・・」

「イヤな予感?」

「俺の取り越し苦労だと
いいけど・・・」

「ふ~ん」










「プラティニ国際指揮者コンクール・ファイナル」


Fuga・Dnnadieu


1曲目 協奏曲(くじ)
「チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番」
2曲目 予選でやった曲
「プロコフィエフ 交響曲5番 第2楽章」


Alain・Chanteur

1曲目 
協奏曲(ヴァイオリン協奏曲)
2曲目
予選でやった曲


Yamato・Asakura

1曲目 
協奏曲(オーボエ協奏曲)
2曲目 
予選でやった曲






風雅とアランは
お互い得意な楽器との協奏曲で
有利と思われたが

予選で暗いイメージが強かった
ヤマト・アサクラが、イメージを覆し
見事に協奏曲を表現

2曲目は、得意な重い曲を選択し
最高の演奏を見せた・・・・・

その結果・・・






続く



☆☆☆




すいません、思いがけなく
長くなってしまい
というのも、夏前に大体の構成は
決まっていたのに
しばらく放置してたら
ライバルを増やしたくなりまして・・・

最初は、風雅のみの出場のはずが
(だから、風雅の選曲しかしてない)

せっかくだから
父ジャンの弟子も出してやろうと
そして、またしばらくして
別のライバルも、出しちゃおうかなって

(二人の選曲については
涼しくなったら考えます

どんどん話が膨らんでって
1話じゃ収まりきらなくなりました。

というわけで、コンクールの結果は
次回まで、お待ちを・・・
まぁ想像通りでしょうが・・・(笑)