考えてみれば、ある意味この二人は
ママ友でもあるのです。
☆☆☆



Truuuuuuu


「もしもし?」


「のだめちゃん?元気?」

「清良さん?元気ですよ、清良さんは?」

「元気元気!日本に来てるんだって?」

「はい、昼間、裏軒行ったんですよ」

「聞いた聞いた、
何?千秋君と喧嘩したんだって?」

「えっ?まぁ・・・・」

「何?どうしたの?
あんなに、いつもラブラブだったのに」

「聞いてくださいよ~」






「なるほどね、
そりゃぁ千秋君が、いけないわね~」

「ですよね~わかってくれますか」

「でも、龍なんて、もっとひどいわよ」

「へ?」

「舞台に夢中で、
二人で出かけたのなんか、
記憶にない位(笑)」

「清良さんだって、
世界中飛び回ってるじゃないですか」

「まぁそうなんだけどね」

「ふふふふ」

「でも、私たちって、
本当、自分の事で精一杯で、
正直、家族の事って
2の次になってるじゃない?」

「まぁそうですね・・・
のだめなんて、未だに公演のたびに
右往左往してます(笑)」

「それでも、愛しの旦那様たちは、
文句ひとつ言わず
好きにさせてくれてるじゃない?」

「まぁあっちも、
好きにしてますけどね」

「お互い様って事よ、
だから、のだめちゃんも
もう千秋君の事、
許してあげれば?」

「・・・・・ふっ、
もうとっくに許してますよ、
怒ってる
ふりしてるだけです(笑)」

「本当は、迎えに
来てくれるの待ってるんじゃなくて?」

「何言ってるんですか?
真一君は、今、とても忙しいんです。
だから、のだめは、
せっかく久し振りに日本に来たんで、
もうちょっと遊んで行こうかと、
思ってるだけです」

「はいはい、
そういう事にしといてあげる(笑)」

「清良さん、からかわないでください」

清良には、電話の向こうで、
照れながら真っ赤になってる
のだめの顔が、
目に浮かぶようである。

「あっ、そうだ、ヒカル君、
本格的に裏方の勉強始めるんだって?」

「そうみたいですね、
真澄ちゃんにマネージャーが
ついたから、自分の役目は終わったって、
また迷惑かけるけど
よろしくお願いしますって、
言ってました」

「でも、本当によかったわ、
ヒカル君・・・・」

「はい、すいません、
ご心配おかけして・・・」

「あら、のだめちゃんも、
やっぱり親なのね・・・」

「ムキ~本当、
清良さん、いじわるです!!」

「あははは~ごめんごめん、
なんかこう話してると
学生時代に戻ったみたいで、ついつい」

「清良さんこそ、
子供たちは、どうなんですか?」

「聖良は、相変わらずよ、
あっそうだ聞いてよ、下の弦太なんだけど
なんかよく知らないけど、
プロと大学から
サッカー推薦来てるらしいのよ」

「え?すごいじゃないですか?
よく知らないって・・・」

「でも、本人、高校卒業したら、
日本でプレーする気はないみたい」

「え?海外ですか?海外のチームからも、
オファー来てるんですか?」

「ううん、それはないみたい、
自力で行くつもりみたい」

「へ~勇気ありますね、
さすが峰君の息子」

「へんなとこばっか似てて、
自信家で困っちゃうわ」

「でも、大学や日本のプロから
オファーが来てるって事は、
実力は、あるって事ですよね」

「でもね~いきなり海外?
どうなの?って感じだけどね~
しかも、あの子、
変な所抜けてて、この夏、下見兼ねて
行こうとしてたんだけど、
パスポートが、何日かかかるって
知らなかったらしくて、
免許みたいに、
すぐもらえるんじゃないの?
だって(笑)」

「今は、厳しいですもんね、
のだめ達の頃は、2週間くらいでしたけど
今、テロ対策とかで、
1か月くらいかかるんですよね?」

「そうなのよ、だから、
すごいガッカリしてたわ、バカよね~」

「また清良さん、そんな事言って」

「あははは」




「あっもうこんな時間、
ごめんね、のだめちゃん遅くまで
付き合わせちゃって」

「のだめは、大丈夫です、
清良さんこそ、明日、ソロは舞ちゃんに
譲ったとはいえ、コンマスなんでしょ?」

「そうなんだけど、明日は
ゲネプロ前に、1回合わせるだけだし
大丈夫でしょ、じゃ、明日また」

「はい、おやすみなさい」

「おやすみ~」






☆☆☆

ほぼほぼ会話文のみです(^^;
どんな表情で話しているかは、
想像しながら、読み進めるのも
いいかも???

若干、若い頃の雰囲気を出しつつ
お互い子を持つ母として
立派に育っている子供たちを
誇りに思いながらの電話トークでした。

まぁ実は、峰家の長男は
すごいんだぞというのも
織り込んでみました。

今後の展開に、絡んでくるのか
来ないのか?私にもわかりません(笑)

それでは、次の番外編で
お会いしましょう~(@^^)/~~~