さて、今回は、真一君の
お母さん、三善征子さん登場です。

・若い芸術家を援助する財団を
運営しており、
のだめの留学も支援した。
のだめの事が、お気に入りで、
真一には「あなたの天使」を言っている。

そうです、この二人には
世の嫁姑問題は
まったく当てはまらないので
あります(笑)


ところで、なんで、真一は
千秋のままなのか?
なぜ、三善姓にならなかったのか?

不思議ですね~~~???


どこかに答えは
あるのかな????




☆☆☆





ある日突然
フランス・パリにいる
息子からの電話・・・・


「結婚する」



待ちに待った言葉・・・・



「あっ・・・・子供も
・・・・生まれるから・・・・」



予期しない言葉・・・・・



急いで電話を切り
息子の、お嫁さんとなる人の
家族に、電話した。


散々待たせた事への謝罪と
家族が増える事の喜びを
分かち合った。










フランス・パリ



Bu~~



「は~い」


ドアが開く。

そこには、征子の姿が。


「あっお義母さま~~~~~
久しぶりです~」


「のだめちゃ~ん
久し振り~~~」


2人は久しぶりの再会を
抱き合って喜んだ。


「どうなの?調子は?」


「順調ですよ~聞いてください
昨日、赤ちゃん動いたんです!!」


「そうなの~
ちょっとお腹さわってもいい?」


「どうぞ」



そうすると、ピクっと動いた。


「まぁ~動いたわよ~
のだめちゃ~ん
わかるのかしら??」


「お義母さま、もうすでに
バババカですね
フフフ」



「あら、いやだ、おほほほ~」



そこに、玄関の鍵が開く音が・・・・。




「あっ帰ってきたみたいです
お帰りなさい~」



リビングに入ってくる真一。



「ただいま・・・(征子を見て)
げっ母さん???」



「何が、げっ!よ、
もうあんたったら~~



「ひとまず・・・・・着替えてくる・・・」



逃げるように
真一は奥の部屋に消えてった。



「もうしょうがない子ね~はぁ~」



ため息をつく征子に



「でも
すごい喜んでくれたんですよ~」


「え?」


「この子が出来たって
わかった時
本当に喜んでくれたんです。

それこそ、踊りだしそうな
勢いモゴッモゴッ」



真一の大きな手が
のだめの口をふさぐ。


「・・・・のだめ、余計なこと言うな・・・・
で、母さん、何しに来たの?」


「何しにって、あなたが
いきなり結婚するって言った上に
のだめちゃんに赤ちゃんが
出来たっていうから

母さん、びっくりして
慌てて、のだめちゃんの
実家に電話して
気が付いたら
飛行機飛び乗ってたわよ!!」



「うちの家族も、大騒ぎでした。」



「それに・・・・・のだめちゃんに
お礼も言いたくてね。」



「はぁ?なんで
のだめに礼??・・・」


「このバカ息子!
あなたは、昔から音楽に没頭すると
周りが見えなくなる・・・
そんな音楽バカな、あなたを理解し
ずっと信じて待っててくれたのよ
のだめちゃんは!!」


「・・・・・まぁ、そうだけど・・・
(お互い様だと思うが) 」


納得いかないような
複雑な気持ちの真一。


「お義母さま・・・
大丈夫ですよ、のだめは・・・。

(遠くを見つめながら・・・)

 たとえ1年の半分は
演奏旅行でパリにいなくても

 パリに帰ってきてからも
忙しくて、中々一緒に
いられなくても・・・


「・・・・・・。」


照れる真一。


「ほら、やっぱり、
ほとんどほったらかし
なんじゃない!!」


「だって、今までは
しょうがないだろ
指揮者としても音楽家としても
一番がんばんなきゃ
いけない時だったんだから・」


「ん??」


「そうなんです
真一君、エリーゼに頭下げて
しばらく仕事セーブしてくれる事に
なったんです。」


「しばらくって、どれくらい?」


「えっ?・・・・
子供が産まれるまで・・・・?!
(目を反らす)」


「何言ってんの!
子供は、産まれてきてからが
大変なのよ!!
それに、式は?籍は?
日本での届け出は?」


「ちょっちょっと待って
母さん、式は
のだめが、こんなだし
籍だって
いますぐっていうわけじゃないし・・・
ましてや日本には、
それこそ行けないし・・・」


「それは、真一
あなたが飛行機に
乗りたくないからでしょ」



のだめは
横でケラケラ笑ってる。


「それに、今すぐ籍入れないって
どういうことなの!!」


「あっそれは、のだめが頼んだんです。
どうせ、できちゃった結婚になるなら
好きな日に、籍入れたいな~って


「え?のだめちゃんの
好きな日って??」


「クリスマスです


「あら~ロマンチックね~


「というわけで、悪いけど
日本での手続き
母さんやってくれる?」


のだめも、手を組み
お願いポーズ。


「はい?・・・
もう、あなたたちったら・・・・
しょうがないんだから・・・」


半ばあきれ顔の征子
・・・・でも・・・・

「わかったわ、まかせなさい!
いろいろ準備しなきゃ
いけない書類もあるし
さっそく、日本帰ったら
準備しなきゃ!!

のだめちゃんも
ご実家のお母さんに
用意しておいてもらいなさい。
必要な書類
後でメモしておくから。」


「はい、お願いします!!」













翌朝

のだめは、つわりのせいで
まだ起きられず
真一だけ起きてくる。


征子は、すでに身支度をして
お茶を飲んでいた。


「早いね・・・・」


「もう用は済んだし
そろそろ行かなきゃ
本当はドイツに行く用があって
ついでに寄ったのよ」


「相変わらず、忙しいんだ」


「真一・・・・のだめちゃん
大事にしなさいよ
絶対幸せにしなきゃ
母さん、許さないから・・・・。」


「・・・・・わかってるよ・・・・・」


そこへ
だるそうに起きてくる、のだめ。


「のだめちゃん
無理しなくていいのよ」


「大丈夫です
お義母さま
もう帰っちゃうんですか?」


泣きそうな、のだめ。


「・・・・また来るから・・・・
のだめちゃんも、体大事にね。」


のだめを、抱きしめる征子。



「ありがとうございます。」



「そうだ、ごめん、まだ母さん
言ってなかったわね・・・・
真一、のだめちゃん
おめでとう・・・・幸せになるのよ!!」


そういって、忙しい身の征子は
あわただしく帰っていった・・・・。



「ありがとう・・・・母さん・・・」


照れくさい真一は
征子の姿が見えなくなってから
そうつぶやいた・・・・。




☆☆☆





征子ママのつぶやきから
入らせてもらいました。

実写版と原作のイメージが
ちょっとちがう征子ママ。
なので、もちろん、自分なりに
原作に近いイメージで
書いてみました。


やっぱり、のだめは
みんなお友達って感じで
真一の母でさえも
頼れる友達感覚で
とても、嫁姑とは
感じではないですね~

この話は、
2「誕生日」
続きっていうか
間に入るお話ですね。


では、また~


17年9月修正