今度は、ちょっと先の
妄想未来です。

相変わらず、ミルヒ~に
振り回されるエリーゼとオリバー。

マエストロ
シュトレーゼマンというより
ミルヒ~って感じで登場です。

あっ、一応、ミルヒ~にエリーゼ
千秋はドイツ語(日本語)

オリバーは、フランス語とドイツ語

のだめは、フランス語(日本語)で
話しているつもりです。




☆☆☆





~とあるフランスのホテル~



ソファの上で
横になってるマエストロ。



「エリーゼ!!!
☆彡★☆×〇
(何言ってるか不明)」



「フランツ!!
何なんですか?!!!!!」



「ノダメちゃんに
アイタイデ~~ス!!
ノダメちゃんの
ピアノ聴きたいです!!!」



「先週会ったばかりでしょう!!!」


「イヤダ、イヤダ、ノダメちゃんに
ヒカルくんにアイタイデ~~~ス」


「わがまま言わないでください
また明日から
ツアーが始まるんです。
チアキの家に行ってる暇は
ないんです!!!オリバー!!!」


「ja」



オリバーは
どこかに電話する。









「アロ~」


「あっノダメ?オリバーだけど」


「オリバー?どうしました?」



遠くで、真一の声がする

(どうせ、またジジィが
わがまま言ってるんだろう!)



「はい、そのとおりです・・・」


真一が、のだめから
電話を取り上げる。



「今度はなんだ???」


「またノダメに会いたいって
ノダメのピアノ聴きたいって」


「ああっ!?先週もあったろ」


「いや~明日から
また長期ツアーに
出るからだと思う・・・・」


真一の怒りも頂点に


「どうせ、ヒカルも
連れてこいっていうんだろ!!」


「ja」



のだめが電話を奪い返す。



「真一君落ち着いて。

オリバー?
今日は、のだめたち
これから用事があります。

明日じゃ、だめですか?」


「明日から
ツアーに出ちゃうんだ。」


「そうですか・・・・
じゃぁミルヒ~と
変わってください。」


「ja」


「もしもし、ミルヒ~?」


「ノダメちゃ~ん、ヒカルくん
ゲンキデスカ~?
アイタイデ~ス」



「今日は、無理です。
ちょっと待っててください。」



のだめは、ベビーベッドの上で
ご機嫌なヒカルに
受話器をあてがう。


「ヒカルくん
ミルヒ~じいじですよ
ごあいさつは~」


「(言葉にならない声で)
キャッキャッキャッ、ミ~ミ~」


シュトレーゼマンの顔が
優しい顔になる。


「ヒカルク~ン・・・・・」


「ミルヒ~今日は
これで我慢してください。
明日からの
ツアー頑張ってください。」


そっと電話を切る。



「コレで、また少し
ガンバレソ~デス・・・・」



マエストロは、電話機を見つめ
静かに目を閉じた・・・。










「ふぅ~」


のだめは、一息つく。


「のだめ、ジジィのわがままに
いちいち付き合わなくても
ほっときゃいいのに」


「・・・・・・
ミルヒ~・・・最近
また耳の具合が
よくないみたいで・・・・
オリバーが言ってました」


「え?・・・そっか・・・・
前にも
そんなこと聞いた事あるけど
治ったかと思ってた・・・」


「(のだめは時計を見て)
さぁそろそろ時間です。」


「あっそんな時間か
オクレール先生お待ちかねだぞ」


「久しぶりだから
ちょっとキンチョーしますね」


「先生は
楽しみしてるんじゃないか?」


「先生は
どっちかっていうと、
ヒカル君に会うのを
楽しみにしてるような・・・・」



「あはははは」



☆☆☆






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