今回は、原作にリンクしておりますっていうか、
原作に書かれているお話のその後ですね。

本編の最終巻23巻の
Lesson135の
続きを
勝手に妄想してみました。

実写版では、
「ルーマルレ・オケ」の
事務所で演奏してますが、
原作とアニメでは、ニナの家の
2台ピアノで演奏してます。


なので、千秋のイメージは
「関 千秋」で、お送りします。








☆☆☆


~ニナ・ルッツの家~


真一と、のだめの
モーツァルト
「2台ピアノの為のソナタ」
演奏後


「バ~カ、せっかくオレ様が、
奇跡的な演奏で、
あわせてやったのに・・・・
なんで、終楽章で土石流みたいに、
崩れ落ちるんだよ!!

ムラッ気は、相変わらずか?!
昔と違うお前って、どこだ!?」




「センパイの背中、
飛びつきたくてドキドキ・・・」



「え?」

「これって、
フォーリンラブですか
むきゃ~」


真一に、とびつくのだめ
そんなのだめを
しっかり受け止める真一。


「あらあら
まぁまぁ真一って
一途だったのね
あれから4年も・・・」



©講談社、二ノ宮知子













ニナの弟子の
女の子が呼びに来る


「先生、お茶入りましたよ~」


「(手をたたきながら)はいはい
いつまでも抱き合ってないで
お茶にしましょう。」



真一は、我に返り、



「(顔が真っ赤)
あっ、はい、すいません」



真一の胸の中で
うっとりしている
のだめを、引きはがし



「のだめ、行くぞ」



「あへ~はい~」









リビング





ニナの前で
緊張しているのだめ



お茶を飲みながら



「シンイチ、ちょっと変わった
ピアノソナタだったわね
でも、いいもの
聴かせてもらったわ。」



「あぁすいません
突然押しかけた上に
ピアノまで借りちゃって・・・」



バツが悪そうに真一が、謝る。



のだめは、ただ黙っている。



ニナは、そんなのだめを見て



「あなた・・・・たしか
長野の音楽祭の時に・・・・」



「あう~はい・・・・」



「最後の日
バルトーク弾いてたの
あなたでしょ?」



「え?・・・
あっはい・・・・・」



真一は
何の事だかわからず・・・



「あの時も
とても素敵な演奏だったけど
今日も
とってもよかったわよ・・・
途中までは・・・(笑)」


のだめは
真っ赤になりながら


「あっ・・・ありがとうございます・・・」



「たしか・・・メグミ・ノダ・・・・
だったわよね?」



「覚えてたんですか?」

と真一。



「だってあの時のシンイチ・・・
あんなシンイチ
見たことなかったもの・・・」











(回想)※

ニナ・ルッツ音楽祭の
打ち上げパーティーにて。

「あなたのクラスにいた、野田恵って子、
彼女のピアノどうでした?」


©講談社、二ノ宮知子












「ふふふ、あの時は
何なの?って思ったけど・・・」



「スイマセン、あの時は
まだ、どうにもなってなかったというか・・・
いろんな意味で・・・あははは



「今日の演奏聴いて、ピンと来たわよ
もうシンイチったら
もっとクールかと思ってたけど
意外とかわいいとこ
あるんじゃない、むふふふ」



真一は、穴があったら
入りたい位の心境に陥った。



「で、メグミは
これからどうするの?」



「え?」



「今は、誰の下で?」




「あっパリの
コンセルヴァトワールの2年で
ヨーダ・・じゃなくて
オクレール先生に習ってます。」



「おぅ、シャルル・オクレール?!」


「はい・・・ひとまず
ガッコに戻ります
ちょっとしばらく
休んじゃったけど・・・」



「そうだな、それがいい・・・・」



真一も、ようやく落ち着いて・・・



「そうね、まずはちゃんと
学校卒業して、それからね・・・
その時は、また素敵な
演奏聞かせて頂戴・・・メグミ」



「あっはい」



ようやく、のだめも笑顔になり
そして、2人は
ニナにお礼をいって
ニナの家を後にした・・・・。



そして、最終章へ・・・・・。




※コミック4巻P144&23巻P126参照







☆☆☆








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